ランドローバーの天井張り替え編

天井は最長部で1.6メーター1.5メーターの材料で張れるのか?

ランドローバーの天井はサンルーフ有り無し問わず剥がれています。では天井を取り外して張替え作業に入りますがサンルーフ付きの天井はサンルーフ横の幅が狭い為極端に強度が弱い為取り外し時は十分に注意致しましょう。

天井に付いている部品を裏から9ミリの工具で外します、裏に付いている金具の位置を間違えない用に印を付けておきます。ウレタンをきれいに剥す事が重要です。画像で濃く残っている部分はオーナーが自分で修理した跡です、ボンドが固まって取れませんが固まってのはそのままにしても大丈夫です。無理に剥そうとすると破損の原因になります。

天井と材料の両方にボンドを塗り接着します、後部サイドのガラス部分が1.6メートルあるので1.5メートルの材料は中心を正確に測り中心から接着しサイドに伸ばしながら張っていきますとギリギリで張れるのですがあくまでも当社の天井担当者(毎日張っています)が作業を行った場合です。

画像の角の部分が一番の最長部です、ここまではるのはなかなかの熟練を要すると思います。当社で現在ベージュ系の1580ミリの試作品を作成中ですが、国内ウレタンメーカーで最大幅が1500ミリの為張り付けるウレタンはどうしても1500ミリとなってしまいますが足りないのは裏にまくる分ですから問題なく使用出来ると思います。8月上旬入荷予定ぜひ皆様も挑戦いたしてはいかがでしょうか?


身近なカーインテリアの実践編役に立つページボルボドア内張り編

修理、張替えを考えている方必見!です ボルボのドア内張り修理

ボルボのドア内張りの部分剥がれの修理です。
修理は無理とあきらめていませんか?

浮いていたレザーを剥すと部分部分でウレタンごと剥がれているのが分かります、レザーがちじんでしまって再利用は不可能です、新しいレザーに張替え致します。

ウレタンを綺麗に取り除く事が綺麗な仕上がりの第一歩です。面倒がらずに綺麗に剥しましょう。

ボンドで張り込みしわを綺麗に取れば完成です。
ドアの分解に時間がかかりますが慌てず慎重に行いましょう、なお分解組立には工具が必要です。


アルファードのドア内張りの部分張替え

ドアの内張りを車から取り外し分解作業に入ります

ドア内張りの裏から張替える部分が固定されている場所を探し圧着部分を削り取ります。

取り外した部分に張り替える布地をボンドで接着します。

接着が終われば後は元に戻して完了ですが、取り外した時に削り取った部分は再使用出来ませんからタッピングを使用して元の部分に固定します。


アルカンターラで天井の張替えクライスラー300C編

スエード調のアルカンターラは高級感倍増

300Cの純正の天井を取り外しました。
天井の一番広い所(Cピラー部)で採寸します。
幅は148センチ有ります、通常アルカンターラの有効幅は142センチですが、実際は150センチ近く有りますアルカンターは立て横には伸びませんがなぜか斜めには伸びるんです。

次に天井と布地にボンドをスプレーで塗ります、刷毛塗りは禁物です!均等に塗ることがまず無理ですし、布地の表面まで染み込んで使い物にならなくなってしまいます、天井本体もかなりボンドが染み込みますので(画像の黒く見える所)一回目のボンドを塗ったら乾かし染み込みが無くなる様に再スプレーで全体的にボンドを塗ります。

布地と天井の前後に印を付けておき、センターを決めます、その場合布地を前後に強く引っ張ると凹凸部分が張れなくなるのであくまでも余裕をもって中心を合わせます。接着する場合右半分左半分と張り込んでいくのが失敗しないコツだと思います
時間がかかってボンドが乾燥してしまっても再スプレー(片側だけで十分です)すれば強力に接着しますので慌てずにしわをとりながら接着します。

表を張り終わったら回りの余った布地を裏に10ミリほど接着しながら表面端のしわを取ります。ここまでの作業を簡単に表現致しましたが、決して簡単に張替えが出来ると言う事を表現した訳では有りませんのでご理解ください。作業にはボンドなどの可燃性の高い材料を使用する為十分な広さ、換気の出来る場所で行う事が大事です!。


ピラーの張替え 張替えをお考えの方の入門編です

材料により方向性の有る場合がありますので注意!

ピラーのカバーを取り外します。
車種により外す時に本体又は取り付けピンが破損する場合が有りますので十分注意致しましょう。

使用する布地をピラーカバーに合わせてカットします、今回使用する材料はアルカンターラの為、表面繊維に方向性が有る為一定方向に合わせて布地をカットします。

ピラーカバーにボンドを塗る場合よくワックスの付いている物が有りますがこれでは接着出来ません最初にシリコンオフなどでワックス分を取り除きスコッチブライトなどで表面にキズを付け接着がよくなるように下処理をします。

ボンドを両方に塗り張り込んで行きます、一度に張ろうとせず少しずつ張るのがコツです。
余った布地を裏に接着すれば完成です。
DIYに挑戦したい方はまずはピラーを張って見ると張り方の難しさ、コツが良く分かるのではないでしょうか。


BMWのドア内張り張替え

はがれたドア内張りを部分張替え致しましょう。

純正のドアを車から取り外します。

リアドアの張替え部分をスライドさせて取り外します。

フロントドアのセンター部分は車によって接着がゆるいのと強力な物が有ります、今回の車両は強力に接着してある為取り外さないで張替え致します。

最初にはがれてういている純正布地(又は合成レザー)を剥がしてボロボロになっているウレタンをきれいに取り除きます。


下地作りはウレタンをどれほどきれいに取るかです。
下地は仕上がり具合を左右します

張替えはボンドで行いますのでボンドがはみ出さないようにマスキングを行います。

内張りと布地にボンドを着けて張り付けて行きます、ふちは折りかえしてまくりますから15ミリほど長めに材料をカットしてドライバーなどを使用して中に折り込みます。

最後に張り付けた布地がういてないかをよく確認して元に戻せば完成です。
当社では張替えやすい伸びるニットを販売中です。ヨーロッパ車によくマッチする材料ですので
自信の無い方でもきれいに張替える事が出来ます。